For No One

パリ、東京、ニューヨークでの思い出話や日々思うことをつらつらと書いていきます。

入院生活

ああ、久々の日差し。テンション上がります。 ***** 出産した病院は無痛分娩で有名なところで、産後の母親の体力回復を優先するべく入院中は母子別室だった。授乳は3時間おきで、希望者だけ夜の12時から朝の5時の間の授乳ができ、希望しない人は少…

いてぇ

赤ちゃんも気圧に影響されるのか、雨の日は機嫌が悪い・・・気がする。 これからしばらく雨が続くので、困ります。 ****** 出産当日のことはよく覚えていないけど、最初の2日間くらいは流動食ということで液体ばかりの食事を済ませ、身動きが取れない…

出産

今、私の前には生後3ヶ月の男の子が穏やかな寝息を立てている。 書きたいことが溜まりすぎていて収拾がつかなさそうだけど、とりあえず出産まで遡ろうと思う。 2017年7月2日、計画無痛分娩のため荻窪の病院へ夫と向かった。そこで一晩入院して、翌日…

新しい日々

あっという間に妊娠9ヶ月。あと1ヶ月ちょっとでお腹の子とご対面。 こうして天気が良い日に一人で過ごす穏やかな時間もあとわずか、そして夫と2人でソファに座ってゆっくり話したりテレビを観る時間もあとわずか。 というか、両親がフランスから着いたので…

妊娠話

妊娠したことを周りに報告すると、みんな聞かなくても色々な話をしてくれる。 経験者たちは自分の話を、そうじゃない人たちは周りの人の話を。 参考になるかどうかと聞かれたら正直ならない。妊娠は本当に人それぞれで、私はつわりも皆無で今の所比較的楽な…

突然の出来事

妊娠までの経緯を絶賛回想中だけど、これを書かないと進めない気がするので最近の出来事を書こうと思います。 前職は派遣だったが、とある経営大学院で働いていた。そこには英語プログラムがあり、世界中(と言っても主にアジアだったけど)から学生が来る。…

妊娠に至るまで ④ 〜不妊治療〜

不妊治療の詳細については、たくさんの方々がものすごく細かくブログに書いているので、印象的だったことだけ書こうと思います。 初診は夫も検査を受けるので、朝10時の予約に一緒に行った。 待ち時間が長いのはお互い覚悟していたけど、12時を過ぎても…

妊娠に至るまで③ 〜親に報告〜

予定通り9月に10日間、夫と2人でフランス(ディジョン)で過ごした。 治療が始まったらお酒が飲めなくなる(かもしれない)ので、悔いのないようこれ以上飲めないだろ、というほどワインを飲みまくって、美味しいものを食べまくった。母は一滴も飲めない…

妊娠に至るまで② 〜情報収集〜

不妊治療経験者の友人は、何年間も治療をしたのに結局実らなかったにも関わらず、快く自分の経験を包み隠さず話してくれた。 治療の手順。通う頻度。料金システム。治療中の心の動き。 私には想像もつかないような辛い思いをして、目の玉が飛び出るような高…

妊娠に至るまで ① 〜焦り〜

みなさんブログ書くときって構成を事前に考えてから書いていますか?私は行き当たりばったりなので、①と書きつつ何番まで続くか見当もつきませ〜ん。 ********* 夫との出会いの話はまた別の機会にするかもしれないけど、出会ったとき私は35、夫は…

あわわ

またやってしまった。何ヶ月更新してないんだーぁ。 今までも繰り返した失敗、「自分で決めたブログの枠組みが窮屈になる」症候群。 そう、思い出話じゃなくて日々のどうでもいいことを書きたくなることもある。でもまだ回想は中学時代で止まってるしな…ま、…

コンプレックス

このバイオリズムの低下は、気候のせいなのかトシのせいなのか考えてしまう今日この頃です。 てことで、中学話の続き。 ************** Dupanloup中学校は、私立ということもあり、そして高級住宅街だったこともあり、本当に良いところのお坊…

翻訳コンニャク

結婚したがってる30代以降の女性で、「誰でもいいです!」と言う人に限って、絶対誰でもよくないよね。 というわけで、今回は最近思い出したエピソード。 ******** おそらく私が7、8歳で、もうフランス語がペラペラになっていたときのこと。 当時…

夏のはじまり

ブログの改行って難しいなあ。と思う今日この頃。日々勉強です。 日本ではゴールデンウィークが終わり、これからジメジメ梅雨に突入するけど、フランスに居た頃は「テニスのフランスオープン(Roland Garros)」と「カンヌ映画祭」に夏の始まりを感じていた。 …

人生相談

ちょっと中学時代から現在へ戻って、先日起こった話をしようと思います。 今度詳しく書くつもりだけど(いつになるかわからないけど)、 私はかれこれ10年以上ゴスペルを歌っている。 歌い始めて2年くらいでニューヨーク赴任が決まり、本場ハーレムでも歌っ…

Dupanloup中学校

転校先の中学校は、Collège Dupanloupという私立の中学校だった。一度フランスの首相になったEdith Cressonという女性が通っていたらしい。カトリックの学校で、そこのシスターはみんな男性の名前がついていて、教えたりもしていた。だからシスター・パトリ…

ボナネ

Bonne Année(Happy New Year)ということで、年が明けてから大分経ってしまったけど、新年にまつわる思い出。 フランスは色々な国と陸続きで、父は運転が大好きなので、それはそれはたくさん旅行をした。一日10時間運転するのも苦にならない父は、ヨーロッパ…

ノエル

ものすごく時間があいてしまいました。 今日はクリスマスイブってことで、それにちなんだ思い出話を。 ************** うちはとにかく客が多い家だった。 父がすぐに会社の同僚を連れてくるし、 母は母で友達を呼ぶし。 学校から戻ってくると、いつも誰かし…

2度目の転校

フランスの新学期は9月。 小学校は5年、中学校は4年、高校は3年。 小学6年生の1学期で日本人学校からフランスの現地校へ戻った私は、 通常であればフランスの中2から入るはずだったのだが、 「キリがいい」ということでなんだか中学1年生になった。 落第して…

タイトル決定

遅ればせながら、ブログのタイトルを決めた。 というのも、私がブログを(また)始めようと思ったきっかけとなった人物と先日やっとお話しできたからだ。 その人のブログはとにかく面白く、何気ないことからすごい出来事まで同じ完成度と表現力で書かれてい…

パリ日本人学校

小学校3年生のときに、パリ日本人学校に転校した。 今ではパリ郊外にでっかい校舎ができてるけど、 当時は小学校と中学校が別々の場所にあり、 小学校はエッフェル塔が見えるトロカデロ広場のすぐそばにあった。 明らかにマンションをそのまま改造した校舎で…

宿題と通信教育と転校

フランスの小学校は、水曜日は休みだけど、 1年生から朝の8時半から夕方の4時半までフルで授業があったりする。 教科書もハードカバーでサイズも大きく(A4以上あったと思う)、めちゃくちゃ重い。 ノートも、リングノートで300ページのもの、と指定があった…

ヴァネッサの飛び級とイアンの留年

フランスでは、義務教育であろうがなかろうが飛び級・落第・留年は珍しくない。 大学に入った時点で、一度も留年していない人は半分くらいしかいなかった気がする。 実際私も、日本人学校から現地の中学校へ転入した際、 本来は中学2年生に入るべきところを…

遠足

フランスの小学校は、日本のように運動会、学芸会などの行事は無いけど、 (ついでに入学式・卒業式・始業式・終業式などの儀式も一切無い。) 年に一回仮装して街中を練り歩いたり(ハローウィーンとは無関係)、 遠足はたまにあった。 そのひとつに、母が…

セシルと野菜と大人と子供

クラスの人気者になった私は、セシルという親友ができて、 お互いの家を行き来するようになった。 クラスに必ず一人は居る、面倒見のいい子。 ブロンドで目が青くて、かわいくて大好きだった。 その子の家に泊まりに行くと、食事は親と別々だった。 子供たち…

ニコル先生

最初の何年間か、ニコルという家庭教師に来てもらっていた。 白髪まじりのボブが似合う、鼻の高いスイス人の女性だった。 とてもおだやかで優しい人だった。 私は友達だと思っていた。 私が学校でみんなにバカにされていることを伝えたら憤慨し、 「次に何か…

人種差別と出会った日

千葉県の葛飾幼稚園の年長さんだった私は、唐突にパリ17区の公立小学校St. Ferdinandに入学した。 フランスの新学期は9月で、着いたのが11月だったから、12月とか1月とかに入ったんだと思う。 もちろんフランス語なんてできるわけもないから、周りが何を言っ…

クルエラおばさん

最初の5年間を過ごしたパリ17区のマンションは、築100年以上の建物だった。 入口の扉が重厚で、子供の私は全体重をかけて体当たりしないと開かなかった。 住み込みの管理人ドロガさんは、「タンタン」に出てくるスノーウィ(フランスではMilou ミルー)を飼…

フランス最初の思い出

フランスへ行く前の記憶は、あんまりない。フランス行きの飛行機では、経由地だったアンカレッジで外人のお姉ちゃんたちが雪合戦をしてくれたことはなぜか鮮明に覚えてる(ってことは、外に出られたってことか)。 パリについてから数ヶ月間は、16区のPassy…

勉強なんて

6歳のときに、父の仕事の都合でフランスはパリへ引っ越した。そして、アジア人が一人も居ない公立の現地校に放り込まれた。あまり疑問に思ったことがなかったけど、夫に「なんで日本人学校に入れなかったんだろうね」と言われて、ハッとした。自分たちも仏語…